どうも!!管理人ひげおです!!今年の夏は暑さを理由にあんまり山に行かなかった。
登山飯とは登山の楽しみの一つであり、とっても大切な栄養補給でもある。
今回は日帰り登山の食事について。このブログはバイクがメインなので今回もバイクで行く日帰り登山の想定で勝手に話を進めるけど、別に電車派の人にも通じると思うし、なんならこれ書きながら思ったけど僕はクルマで行く時も特に何も変わらなかったw
なので日帰り登山全般の登山飯で使える知識だと思う。
日帰り登山の登山飯に求められるものはスピードと栄養
登山飯はスピードが命。ちゃっちゃか作って食べないとその後のスケジュールに響く。なーんか天候怪しいなーとか、ここまでちょっと押しちゃったから急ぎたいとかよくあると思う。そんな時のんびりしてられない。でも残りの行程をこなすだけの栄養も補給しなければいけない。みんな軽く考えてるけど結構奥が深いと思うのですよ。
登山で大事な栄養素は炭水化物とタンパク質。そしてカロリー。これをサクッと補給するのが日帰り登山では大事。
同じ登山でも1泊以上と日帰りではご飯に対する考え方が全然違うと思う。
その上で早ければいいと言うならばおにぎりが最強だし、早くて暖かい物が食べたければカップラーメンもおすすめする。ちょっと時間はかかるけどアルファ米系のご飯もあり。ただ栄養と言う面ではどうなんだろ。
それでいいのかい?もうちょっとなんかないのかい?と言う方向けのお話です。
前提として仕込みも必要だから時間がない人やめんどくさい人にはオススメしない。
まずは日帰り登山料理に必要なオススメ調理器具
ジェットボイル
登山始める時におすすめされて買った。お湯が沸くスピードが神レベル。登山上級者はこれ一個で全て済ますと聞いたこともある。が!お湯を沸かす系の料理に縛られるので自分はちょっと使いづらい。最近は出番が減ってきている。リュック内で場所も取るんだよね。高価だしそこまでおすすめはしないがリュックに入ってるかどうかで安心感が違う。悩ましい一品。一泊以上なら迷わず持っていく。
メスティン
みんな大好きメスティン。なぜこんなにメスティンが好きなのか謎ではある。ひげおは2つのサイズを持っている。一人ならほとんど小さい方で大丈夫。登山用品店で実績のあるメーカーのメスティンを買うのを推奨するけど最近はホームセンターや100均でも似たような形のものも売ってある。
ガスバーナー
ジェットボイルの下半分でも同じ使い方ができるが自分は別々に持ってる。ガスバーナーで調理しながらジェットボイルでお湯を沸かすこともできるから。食事と一緒に熱々のコーヒーも飲めるんだぜ。でもガチ登山勢はどちらか一つで良い。
細かく必要なもの
- 木製の大きめスプーン・・・調理時に必要。そのままこれで食べればいい。
- 小分け容器・・・油とか調味料とか持っていける。アウトドア用品店とかで買える。
- 点火装置・・・標高が高い山や気温が低い時にバーナーとかジェットボイルとか火がつかなくなることがあるから持っておく。濡れても大丈夫なマッチとかもいい。
- やかん・・・ジェットボイル買わない人には必要。
- ウェットティッシュ・・・あると使った後の調理器具をとりあえず拭くことができる
ひげおがオススメする日帰り登山飯4選!!
登山飯①鶏モモチャーハン!
市販の冷凍チャーハンをメスティンで炒めるだけなんだけど、それだとタンパク質が足りないのでひげおは別に鶏モモ肉を150gくらい食べるようにしてる。おいおい冷凍チャーハンは使うんかいって声には敢えて言おう
登山てそんなもん
前日の仕込みで鶏モモは一口大にして塩胡椒で焼いた上で凍らせる。チャーハンは食べる分だけジップロック的な袋に分けて凍らせておく。別々にな。登山料理上級者なら生のまま凍らせて行ってもいいと思うけど最初は焼いて行ったほうがいい。その方が時短になるし安全。
季節にもよるけど焼いてしまえば朝、凍った状態のを袋ごとメスティンに入れて持っていく。生でもメスティンに入れるけど保冷剤も入れてる。腐るのは困るけどいざ調理するときにまだ凍ってるのも困るんだよね。それもあって肉は前日焼くのを推奨してる。どちらにせよ僕は日帰りならあんまり保冷バックまでは使わなくて今のところ大丈夫。でも季節とか気温とかもあるからよく注意して判断してほしい。
ちなみにやっぱり冷凍食品嫌や!って言う人は前日にチャーハンごと作ったらいい。そしたら肉ごと作って袋は一つで済む。肉は多めに入れてほしい。
登山飯②パスタ登山風 鶏モモを添えて
うむ。これはほんのちょい、山での調理感上がる。登山飯って感じする。
まずメスティンに入るくらいにスパゲティを折る。
水をパスタがちょうど浸るであろうくらいに入れて火をつける。沸いたらスパゲティをぶち込む。そのままお湯が少なくなるまで湯がくのだが、ちょいちょいかき混ぜたりメスティンを振りながら作るのがコツ。結構水があってもなぜか底にパスタが焦げつくんだよね。焦げ付かないように混ぜ混ぜしながらお湯が無くなりそうなくらいまで湯がく。それでも多少焦げつくけどな。お湯が無くなりそうになったら市販のレトルトソースを投入して完成。味はなんでもOK!!レトルト使うんかーい!って言う人に敢えて言おう
登山てそんなもん
でもこれだとタンパク質が足りないからやっぱり肉は別で入れてほしい。僕はチャーハンの要領で鶏モモをレトルトと一緒に入れて食べてる。お湯が無くなった瞬間焦げつく。食えるけどね。途中で様子見て水を足したりしながら調整してほしい。
あと大切なのが家の感覚でお湯使って茹で汁捨てるのはダメ。ちゃんと蒸発させよう。それが登山飯
登山飯③オートミールチキンカレー
これはジェットボイルでもやかんでも可能。
前日の仕込みとしては無印でレトルトのバターチキンカレーを買っておく。オートミールを1食分に分けておく、あとは家で鶏モモを焼いて、凍らせて保冷剤は入れず(距離とかによる)に持っていく。レトルトカレー使うんかい!・・・以下略。
現地ではまずオートミールをシェラカップ等に入れます。これは人によるけど40g〜70gくらい。一食分でOK。お湯を沸かして、沸いたらシャラカップに注ぐ。オートミールからお湯が出てこないくらい。そして混ぜてちょっと待つ。まった後、また混ぜてまだ硬いようならお湯を足し、ちょうどよさそうなら鶏モモを入れる。ちょっと凍ってるくらいなら大丈夫。
そしてレトルトのルーをかけたらちょっと火にかける。ルーを温めつつ鶏も温めて完成。
こだわるなら2台使いで、ジェットボイルでルーを湯煎して、やかんのお湯でオートミールをふやかせばいい。オートミールはちょっと硬めにするのがおすすめ。あと別に無印じゃなくてもレトルトカレー買えば味はなんでもいい。
登山飯④プロテインケーキ 肉は使わない。
スピード栄養特化型。ひげおはなんだかんだこれが多い。これは前日の仕込みで完結する。つまり調理器具を持っていく必要がなくなる。お湯沸かすものくらいか。暖かいものが食べたいとか美味しいものしか食べたくないって人には厳しい。登山飯というより行動食とかそっちに近い。でも栄養はバッチリよ!
いろんなレシピが出てくると思うけどひげおの作り方を紹介する。ザ・男レシピなので分量はざっくり。
- チョコ系プロテイン・・・2スクープ
- さつまいも・・・100g〜200gだけどお好み
- たまご・・・2個
- チョコ甘さ控えめ・・・お好み
- バター・・・20gくらい
- ミックスナッツ・・・お好み
- ドライフルーツ・・・お好み
- ベーキングパウダー・・・小さじ1(3gか4g)
大事なのはプロテインとさつまいもとバター。タンパク質、炭水化物、脂質となっている。僕の作り方を紹介するよ。
作り方
まずはプロテイン2杯とさつまいもを入れる
たまご2個とチョコレートを入れてミキサーにかける。ミキサーがなければ細かく切って混ぜれば大丈夫。その後溶かしたバターを入れてよく混ぜる。
べちゃっと出して残りの材料を入れたあとよく混ぜて200度で20分焼く
完成!!オーブンを使わずに電子レンジで600w10分でもできる。その方が蒸しパンっぽい感じになる。(ただし経験上、容器によって完成までの時間が異なるので中まで火が通ってるか確認して、まだなようなら追加で加熱して対応してほしい。)冷めたらお好みの大きさに切ってジップロックに入れて持っていく。
これで行動食と食事も賄える。栄養も補給スピードも完璧!!
欠点があるとすれば味が賛否別れることか。
おすすめ登山飯4選!!|日帰り登山編|まとめ
以上が日帰り登山におすすめ登山飯の4選でした!この通りにやっても環境が違ったりで中々難しいかもしれないが試行錯誤してやってみてほしい。
最後のプロテインケーキだが、さつまいもをオートミールに変えるパターンでもいい。作り方は一緒。
参考になれば幸いです。